先生へのアルバム
卒園で先生へ贈る寄せ書きアルバムは、園への確認から始める
卒園のときに保護者有志で先生へアルバムを贈る場合の進め方です。 ただし、贈り物の扱いは園ごとに決まりが異なるため、集め始める前に代表が園へ確認します。
- 誰から贈るか、費用をどう集めるかを決める前に、園の方針を代表が確認します。
- 一人1ページではなく、園児1人につき半ページにすると、20人でも本文20ページに収まります。
- 寄せ書きは紙と画像のどちらかで集め、締切と回収係を先に決めます。
最初に園の方針を確認する
園によっては、個人的な贈り物を受け取れない場合や、保護者会を通してほしいといった決まりがある可能性があります。 そのため、代表が事前に園へ確認します。
確認したいことは次の3点です。
- 受け取りの可否:先生への贈り物を受け取ってもらえるか。受け取れる場合の形(クラス一同からか、保護者会からかなど)。
- 先生の写真や名前の掲載:先生の写真や名前をアルバムに載せてよいか。
- 渡し方:卒園式当日か、謝恩会か、別の日か。園の中で渡してよいか。
先生の写真や名前の掲載には園の了承が要ります。 他の家庭の子が写る写真を使う場合は、各家庭の同意も必要です。同意が得られない子の写真や名前は載せません。
園の方針が分かったら、誰から贈るかを決めます。クラス一同からとする場合は、費用の集め方と金額の上限も先に決めます。 上限は強制にならないよう、参加の有無や金額に差があっても気まずくならない決め方にします。
構成の例
一人1ページにすると、20人で20ページが埋まってしまい、先生の写真や結びのページが足りなくなります。 そこで、園児1人につき半ページ(写真1枚、子どもの言葉か絵、保護者の一言)にします。 次の表は、園児20人のクラスで本文20ページにする場合の例です。
| 使うページ | ページ数 | 内容 |
|---|---|---|
| 表紙 | 本文に含めない | クラス全員の集合写真か、園舎の写真 |
| 本文1 | 1ページ | 題名と、クラス一同からの言葉 |
| 本文2〜11 | 10ページ | 園児1人につき半ページ。1ページに2人、写真1枚と子どもの言葉か絵、保護者の一言 |
| 本文12〜15 | 4ページ | 行事で先生と写る写真。入園から順に |
| 本文16〜18 | 3ページ | 先生ごとのページ。担任、副担任、加配の先生など、関わった先生に1ページずつ |
| 本文19〜20 | 2ページ | 結び。先生への感謝の言葉と、卒園式の集合写真 |
| 本文合計 | 20ページ | 表紙を除く |
先生が2人なら先生ごとのページを2ページにして、残りを行事の写真に回します。 先生が4人以上なら、行事の写真を減らして調整します。
この表は当サイトの編集例です。商品付属のテンプレートや、印刷した実物の作例ではありません。 選べるページ数や、表紙・扉・奥付の数え方は商品ごとに異なるため、ページ数の数え方と印刷先の公式仕様で確かめてから配分し直してください。
寄せ書きの集め方
寄せ書きは、紙で書いてもらう方法と、スマートフォンで撮影した画像で集める方法があります。 家庭の状況に合わせて、両方を用意してもかまいません。
| 方法 | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| 紙の台紙を配って回収し、スキャンする | 子どもに直接書かせたい、絵を大きく入れたい、家庭ごとに時間をかけて書きたい場合。 | 台紙の紛失や汚れに気をつけます。回収係が全員分を集め、読み込みの向きと明るさをそろえます。 |
| スマートフォンで撮影して画像で集める | 回収の手間を減らしたい、遠方に住む家庭がある、締切が近い場合。 | 撮影時の明るさと傾き、影の写り込みに注意します。画像の大きさが小さすぎると、印刷で粗くなることがあります。 |
どちらの方法でも、子どもの絵や文字は、読みやすいかを確認します。 薄い色鉛筆や細い文字は、撮影や印刷で読みにくくなることがあります。濃い色のペンを使うようお願いすると安心です。
締切と回収係は、最初に決めます。回収係は一人に集中させず、紙と画像で分けると負担が偏りません。 写真の依頼文や受け取り方は写真の集め方にまとめています。
このサイトで写真の提出や共有は受け付けません。クラスで合意した方法を使い、閲覧できる人と保存期間を管理してください。
先生に知られずに準備する工夫
サプライズで渡したい場合は、準備の段階で先生に伝わらない工夫をします。 ただし、無理のない範囲にとどめます。
- 連絡手段を分ける:先生が見るおそれのある連絡帳や園のアプリは使わず、保護者間の連絡網で連絡します。
- 園内で作業しない:台紙の受け渡しや相談は、送迎の時間帯の園の中ではなく、園の外で行います。
- 子どもに口止めを強いない:子どもは話してしまうものです。話してしまっても困らないように、「先生に渡す内容は秘密」とだけ軽く伝え、強く言い聞かせません。
- 先生が気づいても慌てない:園に確認している以上、気づかれても失礼にはなりません。計画が崩れても渡せるよう、中身の準備を優先します。
渡す日の段取り
渡す日と場面は、園への確認の結果で決まります。代表が先生の予定を園に確認し、次の点を決めておきます。
- 日と場面:卒園式当日か、謝恩会か。式の後は先生が忙しいため、渡す時間帯は園の了承を得ます。
- 渡す人:代表のほか、子どもたちから渡すかどうか。短い言葉を添えるかどうか。
- 冊数:先生ごとに一冊ずつ用意するか、一冊をクラスで共有する形にするか。複数冊にすると、ページの内容と費用も増えます。
- 持ち帰りやすさ:先生が式の後に持ち帰りやすい袋を用意します。大きさと重さは、冊数に合わせて考えます。
添える言葉は、アルバムの結びと重ならないようにします。言葉の選び方はタイトルとメッセージの選び方を参考にしてください。
次に読む
- 保護者有志で作る卒園アルバム:クラスの卒園アルバムの進め方と、ページ配分の考え方。
- タイトルとメッセージの選び方:題名や結びの言葉を考えるときの手がかり。
- 写真の集め方:依頼文の例と、受け取り方の整理。
- 卒園・卒業アルバムの作り方:卒園・卒業アルバム全般の入口。
- 注文前のチェックリスト:注文直前に確認する項目。